掲示板というコミュニティは生き物です。 分裂、合併を繰り返しながら成長できる仕組みが用意されていなければ、本当のコミュニティにはなりません。
非言語的なコミュニケーションが感情を伝えるために、フレーミングを抑制する効果があるからと考えられます。 しかし、逆に、コンピュータ・コミュニケーションでは対面コミュニケーションに比べ、コミュニケーション当事者から受ける緊張感や心理的負担といった対人圧力が減少することが分かっています。
相手が見えないだけに緊張せずに話せるというわけです。 面と向かっては話せないことも、電話でなら話せるというのと同じ理屈でしょう。
見えないだけに本音をずぱずば言える、その結果衝突が起こる、それを恐れて表面的な付き合いしかできない、という構図が見えてきます。 それにもにもかかわらず、一般的にインターネットによる人間関係が希薄であるように言われるのは、コミュニケーションに費やす時間の多莞少によるのではないでしょうか。
対面での付き合いであれば、会っている時間のすべてはその相手とのコミュニケーションに費やされます。 しかし、インターネットであれば、相手のメッセージを読み、返事を書くのに専念した時間分しかコミュニケーションをしていません。
インターネット上でも毎日チャットで会話したり、頻繁に掲示板で意見を交換したりしていれば、たまにしか会わない人よりも対面での付き合いほどではないにせよ、インターネットで知り合って結婚したという話も聞きますので、インターネットによる人間関係は希薄であるとは断言できないでしょう。 強い信頼関係が構築できる可能性はあります。
しかし、単に時間だけの問題では、非言語的コミュニケーションの不足は解決できません。 携帯メールでは、絵文字や顔文字という言語以外の感情表現方法を作り出しました。
インターネットの掲示板やメールでも顔文字や文字を組み合わせた絵によるコミュニケーションは行われています。 eラーニングでも携帯電話対応が必須になりつつあるのであれば、せめて携帯電話の絵文字との互換性は非言語的コミュニケーションの補完方法としては必要でしょう。

加えて、感情を伝える手段の工夫が必要です。 今はデジカメや携帯電話のカメラが普及していますので、その場で写真を撮って見せることができればかなり感情を伝えることもできるはずです。
もっとも携帯電話の写真をいちいちパソコンに取り込むのは手間ですので、携帯電話からそのままメールでeラーニングサイトに送れるような機能が必要でしょう。

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